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asked が3音節に聞こえていませんか——英語の子音連続には母音が入らない

単語を何千と覚えて、発音記号も確認してきたはずなのに、口を開くと語尾に余計な音節が生えてしまう。asked が「アスクトゥ」に、texts が「テクストゥス」になる。本来ひとつの音節の単語が、三つに聞こえてしまう。

原因は発音が間違っているのではなく、存在しないはずの母音を子音と子音のあいだに挟んでいることです。

日本語は、子音のあとに必ず母音が来る言語

日本語はモーラ(拍)で成り立つ言語で、撥音「ん」以外は、ほぼすべての子音のあとに母音が続きます。中国語(普通話)の音節も、末尾に来られるのは母音か n・ng のみで、子音が二つ連続することはありません。だから strike はカタカナで「ストライク」になる——s のあとに u、t のあとに o、k のあとに u、と三つの母音が余分に差し込まれています。

英語はまったく違う仕組みです。ひとつの音節の頭にも終わりにも、子音が三つ四つ連なることが普通にあり、そのあいだに母音は一切入りません

実際の単語で、子音の密度を確認する

どれもすべて1音節。あなたの耳が「そこに母音があるはず」と感じても、実際にはどこにも存在しません。

練習法:子音のあいだで口を開き直さない

連続する子音のうち、最後の一つ以外は、完全に破裂させてから次の子音へ移る必要がありません。desks を例にすると、まず desk と発音し、舌先を歯茎の裏につけて /k/ を止めた状態のまま、そこから息を /s/ の隙間へ逃がす。k から s へは一続きの呼気で移行し、そのあいだに口を開き直す隙間がない——だから母音の生まれる余地もありません。

逆から練習するのも効果的です。連続する子音をゆっくり大げさに発音し、自分がどこで口を開き直したくなるかを確認する。そのうえで、その「開き直し」の動作をまるごと削除し、前の子音の終わりを次の子音の始まりへ直接すべり込ませます。

語尾の子音連続がいちばん崩れやすいのは、語頭と違って後ろに続く音節がなく、最後の子音を運び去ってくれる相手がいないからです。単語単体では読めていても、文の中に入ると崩れる人が多いのはこのためです。

子音連続がどうつながるのか、余計な音節を足していないか——PHONO はカメラを向けるだけで、英文を単語ごとに IPA で表示し、米英どちらの音声も聞けます。
ダウンロード:https://apps.apple.com/us/app/phono-english-phonetics-ipa/id6783243417 · phono.douhouse.com