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job が「ジョブ」ではなく弱く聞こえる理由——教わらない子音 /dʒ/

job、giant、bridge。この j や g の音、なんだか軽くて弱々しく聞こえてしまう——そんな経験はありませんか。原因ははっきりしています。/dʒ/ は軽い音どころか、いったん息を完全に止めてから出す、有声の音だからです。

/dʒ/ の正体

これは「破擦音」、つまり閉鎖音と摩擦音が一つに融合した音です。まず /d/ と同じように、舌先を上の歯ぐきの裏に押しつけて息を完全に止めます。次に /ʒ/(measure の中の音)のように、舌をやや後ろに引き、唇を少しすぼめながら、摩擦を伴って息を解放します。この間ずっと声帯は震え続けています。/dʒ/ は /tʃ/(chip や church の音)の有声版だと考えるとわかりやすく、口の動きはまったく同じで、違いは声を出すかどうかだけです。

最初の「止める」動作を飛ばすと /ʒ/ や /j/ に近づいてしまい、声を出さなければ /tʃ/ になってしまいます。どちらも /dʒ/ ではありません。

四つの綴り、同じ一つの音

綴りは四通りありますが、口の動きは一つだけです。

練習したい三つの対比

練習は「まず止める、それから出す」の順で

いきなりあの「ジュ」という摩擦の質感を真似ようとすると、最初の「止める」動作が抜け落ちて /ʒ/ や弱い音になってしまいます。正しい順序はこうです。舌先を上の歯ぐきの裏にぴったり押しつけて /d/ を言う直前のように完全に息を止め、すでに声帯を震わせた状態で一気に解放します。

judge で試してみましょう。まず /dʒ/ を、喉が震えているのを感じながら「止めて→出す」の動作で。次に /tʃ/(church の最初の音)を同じ動作で、ただし喉は震えないまま。何度か切り替えると、その違いは「聞き分けられる」だけでなく「自分で作れる」ものに変わります。

ある単語の j、g、-dge が本当に /dʒ/ かどうか——PHONO はカメラを向けるだけで、英文を単語ごとに IPA で表示し、米英どちらの音声も聞けます。
ダウンロード:https://apps.apple.com/us/app/phono-english-phonetics-ipa/id6783243417 · phono.douhouse.com