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guitar、coffee、chocolate——「知ってるはず」の単語ほど、アクセントが逆になっている

わざわざ勉強しようと思ったことのない単語がある。guitar、coffee、chocolate、hamburger、ballet。英語の教科書を開くよりずっと前に、カタカナ語として身についてしまっているからだ。「もう知っている」——実はここに落とし穴がある。英語で発音するとき、アクセントの位置がほぼ確実に逆になっている。

外来語は、取り込んだ言語のリズムをそのまま引き継ぐ

日本語はモーラ(拍)が基本単位で、単語の中のどの拍もほぼ均等な長さで発音される。強く読むべき一拍、弱く読んでいい一拍という区別が原則ない。ところが英語はストレスで刻むリズムの言語で、ひとつの単語には必ずひとつだけ強く長く読む音節があり、それ以外はすべて短く、あいまいに、時には /ə/ にまでつぶれる。

カタカナ語として取り込まれた単語は、日本語の均等なリズムのまま定着する。英語のかたよったリズムではない。しかもその単語は英語の綴りを見るよりずっと前、日常会話の中でカタカナとして覚えている。だから頭の中で自動再生されるのは、後から覚えた発音記号ではなく、先に覚えたカタカナのリズムのほうだ。

具体例で見ると、パターンがはっきりする

なぜ普通の新出単語より直しにくいのか

初めて見る単語なら、辞書を引いて音節ごとに確認する。ところが子どもの頃からカタカナで知っている単語は、その手順を飛ばしてしまう。綴りを見た瞬間、すでに出来上がったリズムが再生されるだけで、それが英語のリズムと違うかもしれないとは考えもしない。馴染みが深い単語ほど、自分のアクセントを疑う機会がない——だからこの種のミスは、発音がかなり整った後まで生き残る。

直し方:発音する前に、まずアクセントの位置を確認する

口に出す前に、どの音節にアクセントが来るのか確認する。勘に頼らず、必ず調べる。確認したら、わざと大げさに練習する。アクセントのある音節は思い切り伸ばして強く、それ以外はわざと短くあいまいに削る。最初はアクセントの音節だけを言ってみて、残りを省略してみるのも効果的だ。「ひとつの音節だけが際立って強い」感覚をつかんでから、単語全体を組み立て直す。練習中は不自然に感じるはずだが、そのアンバランスさこそが英語として正しい形だ。

「知ってるはず」の単語ほど、アクセントがどこにあるか自信がない——そんなときは、PHONO がカメラを向けるだけで英文を単語ごとに IPA とアクセント付きで表示し、米英どちらの音声も聞けます。
ダウンロード:https://apps.apple.com/us/app/phono-english-phonetics-ipa/id6783243417 · phono.douhouse.com