plague は1音節——語末の -gue と -que、そのつづりはほぼ空気
plague、vague、unique、antique。意味も綴りもとっくに覚えている単語のはずなのに、いざ声に出すと語尾が伸びてしまう——plague が2拍になったり、unique の後ろに要らない母音がくっついたり。
原因は語末の-gue と -queというつづりそのものにあります。文字数は多く見えますが、実際に発音されるのはそのうちのごくわずかです。
ルール1:語末の -gue は /ɡ/ だけ
-gue で終わる単語は、直前の子音 /ɡ/ だけが発音されます。u と e はどちらも無音です。
- plague /pleɪɡ/ —— 1音節。vague と韻を踏む
- vague /veɪɡ/ —— 同じ語末。「ヴェイグ」ではなく最後は素の /ɡ/
- league /liːɡ/、colleague /ˈkɒliːɡ/ —— 同じ韻
- fatigue /fəˈtiːɡ/、intrigue /ɪnˈtriːɡ/ —— アクセントは後ろに来るが、語末のルールは同じ
- catalogue /ˈkætəlɒɡ/、dialogue /ˈdaɪəlɒɡ/ —— 単語が長くても語末の扱いは変わらない
ルール2:語末の -que は /k/ だけ
同じ仕組みが q にも当てはまります。語末の -que は /k/ 一つにつぶれ、u と e は発音されません。
- unique /juˈniːk/ —— 「ユニークェ」ではなく、最後はきれいな /k/
- antique /ænˈtiːk/、technique /tekˈniːk/、boutique /buːˈtiːk/、critique /krɪˈtiːk/
- opaque /əʊˈpeɪk/、mosque /mɒsk/
唯一の例外にも、ちゃんと理由がある:-ngue
tongue と meringue も綴りは -gue で終わっていますが、発音は /tʌŋ/ と /məˈræŋ/。最後の音は /ɡ/ ではなく /ŋ/ です。これは n が先に g を吸収して鼻音 /ŋ/ に変えてしまうためで、-gue のルール自体が壊れているわけではありません。n が先回りしているだけです。
なぜこうなるのか:u は飾りではなく合図
これは英語がでたらめに文字を足しているわけではありません。g と c は e の前では基本的にやわらかい音になります——age /eɪdʒ/、race /reɪs/ のように。もし plague がこのルールどおりに読まれるなら、語尾はやわらかい音に聞こえるはずです。子音と e の間に u を挟むのは、まさにそれを防ぐため——「ここは硬い音のまま」という合図であり、e はただ場所を占めているだけで発音されません。これらの単語の多くは何百年も前にフランス語からそのままの綴りで英語に入ってきました。発音は簡略化されましたが、綴りはそのときのまま残っています。
練習法:まず線を引いて消す
-gue や -que で終わる知らない単語に出会ったら、まず ue を線で消してみてください。残った子音が本当の語尾の音です。plague は ue を消すと plag、読み方は /pleɪɡ/。unique は ue を消すと uniq、語尾は /k/ になります。知っている単語でこれを何度か試すほうが、ルールを丸暗記するより早く感覚が身につきます。
語末の文字が本当に発音されるかどうか迷ったら——PHONO はカメラを向けるだけで、英文を単語ごとに IPA で表示し、米英どちらの音声も聞けます。どの文字が飾りなのか、一目でわかります。
ダウンロード:https://apps.apple.com/us/app/phono-english-phonetics-ipa/id6783243417 · phono.douhouse.com