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car の r は読む?読まない?——アメリカ英語とイギリス英語、実は別々のルール

car を発音してみてください。実は「正解」が二つあります。一つは巻き舌気味の /r/ で終わる読み方。もう一つは r をまったく発音せず、母音を伸ばして終わる読み方。どちらも間違いではありません。それぞれ違うけれど、それぞれ一貫したルールを持つ体系だからです。

二つの陣営:r を読むアクセントと、読まないアクセント

英語のアクセントは大きく二つに分かれます。

どちらかが崩れた発音、というわけではありません。それぞれが独立して一貫したルールです。

同じ単語を聞き比べてみる

法則はきれいに一定です。r の直後に母音が来ない場合(語末や、後ろが子音の場合)、イギリス式では発音しません。アメリカ式は綴りに r があれば、後ろに何が来ても発音します。

イギリス式の r は完全に消えたわけではない——母音の前で「復活」する

ノン・ロウティックといっても、r が永久に消えるわけではありません。切り替えの条件ははっきりしています。直後に母音の音が続けば、r は発音されるのです。同じ単語の中でも、次の単語の頭でも構いません。

これを linking R(連結の r)と呼びます。イギリス英語で「r があるはずのところにない、ないはずのところにある」と感じるのは、実はこの一つのルールのせいです。後ろに母音が来るかどうか、それだけを見ればいいのです。

なぜこれが特に混乱を招くのか

ルール自体を知らない人は少ないはずです。問題は、学習教材がアメリカ式とイギリス式を無自覚に混ぜていることです。ある動画はアメリカ式、次の例文の音声はイギリス式、辞書の発音記号はどちらか一方だけ。そうなると、car の「正しい読み方」を二つとも頭の中に持ちながら、今どちらを再現しようとしているのか自分でも分からなくなります。結果として、r を弱く濁らせるような、どちらでもない中途半端な音になりがちです。

練習法:まず一つに決める、比較はそのあと

二つのアクセントを同時に練習する必要はありません。まずどちらか一方(アメリカ式かイギリス式か)をモデルに決めて、そのルールを一貫させること。それが安定してから、もう一方は「聞き分けられる」レベルで耳を鍛えれば十分です。そうすれば、同じ単語がイギリスのドラマとアメリカのドラマで別の単語に聞こえる、ということがなくなります。

今言った car、here、teacher が、アメリカ式とイギリス式のどちらに近いか自信がありませんか?PHONO はカメラを向けるだけ、またはテキストを貼るだけで、単語ごとの発音記号と米英両方の音声を並べて確認できます。
ダウンロード:https://apps.apple.com/us/app/phono-english-phonetics-ipa/id6783243417 · phono.douhouse.com