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nature はなぜ「ネイチャー」なのか——-ture 語尾がすべて同じ音に化ける理由

nature、picture、culture、future——単語としては別々に覚えていると思います。でも、ネイティブが発音するとき、これらの語尾はすべて同じ音になっています。何十個も個別に覚える必要はありません。ルールはひとつだけです。

ルール1:-ture は必ず /tʃər/

前にどんな文字があっても、-ture で終わる単語は必ず /tʃər/——chair の「チュ」と同じ音に、あいまいな「アー」がついたものです。

語根はまったく無関係なのに、語尾の落ち方はいつも同じ。これは偶然ではなく、ほぼ例外のないルールです。

なぜそうなるのか:t が溶けて一つの音になった

-ture という綴りは、もともと t の後ろに /j/ で始まる母音が続く形(「tyoor」に近い音)で発音されていました。/t/ とそのすぐ後の /j/ が長年、速く滑らかに発音され続けた結果、二つの音が融合して新しい音 /tʃ/ になったのです。これは口語で "Did you" が "Didja" になるのとまったく同じ仕組みです。ただ -ture の場合、この融合結果がそのまま正式な発音として定着しています。

ルール2:-sure は二つのグループに分かれる

-sure で終わる語のほとんどは、同じ融合を経て有声音 /ʒər/ になります。vision の「ジュ」の音で、破裂を伴わない摩擦音だけです。

ただし、よく使うごく一部の単語だけがこのパターンから外れ、無声音 /ʃər/ のままです:pressure、sure、assure、insure、ensure。この5つだけ個別に覚えれば、それ以外の -sure はすべて /ʒər/ で対応できます。

両方に共通すること

-ture も -sure も、強勢が置かれることは決してありません。常に短く弱い語尾です。だから聞き取りにくく、あいまいに聞こえるのです——聞き逃しているのではなく、もともと軽く発音されるように出来ているだけです。

練習法:nature と measure をペアにして続けて発音してみてください。/tʃ/(摩擦の前に軽い破裂がある)と /ʒ/(破裂なしの摩擦音のみ)の違いを感じましょう。そのあとで pressure、sure、assure、insure、ensure の5つの例外だけを別に練習すれば、残りはルール通りで大丈夫です。

ある単語の語尾が /tʃər/ なのか /ʒər/ なのか迷ったら——PHONO はカメラを向けるだけで、英文を単語ごとに IPA で表示し、米英どちらの音声も聞けます。
ダウンロード:https://apps.apple.com/us/app/phono-english-phonetics-ipa/id6783243417 · phono.douhouse.com